大腸がんと確定診断を受けた翌週、治療に向かうため、がん専門病院を受診しました。私は 、それまで健康で病院に行くこともそれ程ありませんでした。何より怖がりなので症状がありながらも検査を受けるのが遅くなってしまった事を反省しなければなりません。
がん専門病院は、全てがシステム化されており、スムーズに診察まで進みました。呼び出し受信器が鳴り診察室へ入り医師と対面しました。医師は、パソコンの画像を見ながら、これから検査をすることや手術が翌月になることを話してくれました。受診から3週間後なので、かなりの早さではありましたが、1日も早く手術を受けたい私は、来月まで待って進行しないのか?と尋ねると、がんは7〜8年くらい前から発生しているから全く問題無いと説明してくださいました。
7〜8年前…思い当たる事がありました。当時、実習指導で往復4時間運転していたことで腰をかなり痛め、鎮痛剤を毎日内服したり座薬を使用していました。がんを発生させた誘因だったと思っています。加えてかなりのストレスや食生活の乱れなども重なったのでしょう。
がんは原因不明の病気なので、それだけが原因では無く自分を責めることはしていません。どんなに健康的に生活していても防ぐことは出来ない病気だと思っています。
診察が終わり、早速術前検査に向かう事になりました。広い院内をあちらこちらと検査に廻り負荷心電図では勾配のある板を歩くという、かなりの運動量でした。歩きながら「私、こんなに元気があったんだ」と我に返りました。それまでの重病感が軽くなったような。
そして術前検査がベルトコンベヤーのように感じ、この流れに乗って病気を治してしまおう❗️そんな気持ちになりました。